～膜分離法を用いたCO₂の回収と再利用でカーボンニュートラル社会の実現に貢献～ 

株式会社OOYOO（読み：ウーユー、本社：京都市下京区、社長：並木 義雄、以下、OOYOO）は、TOPPANホールディングス株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役社長　CEO：麿　秀晴、以下、TOPPANホールディングス）と、CO₂の分離回収と再利用を目的としたCO₂分離膜の量産化に向けて基本合意契約を締結したことを発表します。

OOYOOが開発するCO₂分離膜の市場提供にむけて、量産に向けた技術開発などを両者で推進します。昨今、温室効果ガス削減を目的としてCO₂を分離回収する技術が注目されています。CO₂分離にはいくつかの方法がありますが、OOYOOが開発を行うのは省スペース且つコスト面で優れる膜分離法※1によるものです。OOYOOの持つ世界最先端の高性能なCO₂分離膜（OOYOO Membrane※2）の技術と、TOPPANホールディングスがフイルム製造などで培ってきた表面加工技術・製造ノウハウを融合させ、量産に向けての技術開発を加速させます。

このCO₂分離膜を搭載した装置を用いて工場などからの排ガスやプロセスガスに含まれるCO₂を分離回収し、炭酸ガス、肥料やドライアイス、化学製品や燃料製造のための資源として再利用することで、カーボンリサイクル技術の確立に寄与し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献します。

※1 薄膜を利用し、排出されたガスの中からCO₂を分離する技術は省スペースで安価という特長があります。
※2 OOYOOが、独自技術により開発したCO₂/N₂分離膜です。OOYOOは、世界クラスの新世代CO₂分離膜の革新的な開発を続けています。

【2社の役割】

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